ひと手間工夫して機能を高める作業、愛着をもってメンテナンスして長持ちさせる所作、そのひとつひとつが暮らしの一部。
プロジェクトを通して実現した、暮らしを豊かにするちょっとした工夫をご紹介します。

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2013.08.30

暮らしの道具を選ぶ_vol.2『食卓の道具編』

こんにちは。石神井台の家、キッチン雑貨スタイリストのミゾグチです。

今回は「台所の道具」(→暮らしの 道具を選ぶvol1参照)に引き続き、「食卓の道具」についてのお話です。
食事は身体をつくり、家族の時間をつくります。
毎日のことなので、できるだけ美味しく、楽しく、食卓を囲みたいものですね。
そんな食卓で料理を引き立たせてくれる器やカトラリー、 あなたはどんなものを使っていますか。
古い時代のもの、外国のもの、陶磁器以外の様々な素材のもの・・
それぞれの良さを知り、日々の食卓を今まで以上に自分らしく彩ることができたら素敵ですね。
今回はいつも何気なく使っている器たちのちょっといい使い方をご紹介するとともに、
台所・食卓の道具を多く取り扱うオススメのお店について、ご紹介したいと思います。

「業務用食器 」

毎日使い、どんなものでも映え、他の食器とのコーディネイトもしやすい白い食器。
気兼ねなくごしごし洗えて、うっかり割れてしまっても廃盤なく買い足せる、業務用がオススメです。
業務用ならではのシンプルなデザインは汎用性が高く重宝します。

「北欧の食器」

長く暗い冬にも家の中で心豊かに過ごす…
そんな生活観から優れたインテリアプロダクトが多く生まれた北欧。
食器のデザインでも、春を待ちこがれる気候風土が反映された植物や果物のデザイン、
また温かみのあるデザインが豊富です。
加えて北欧デザインはシンプルかつ機能的。
食器としてみた時に意外と和の食材とも相性の良いマルチな存在です。

「和食器 」

その昔から日本の食卓を彩ってきた和食器。
日本各地の土地で取れる土や灰を原料に発達したので、それぞれに個性があります。
色が魅力の織部焼や備前焼、幾何学模様が特徴的な子鹿田焼…
他にも色々な窯元がありますが、青絵付けの伊万里焼や有田焼、
これらは特におなじみとなっているのではないでしょうか。
青と白の絶妙なバランスは煮物や根菜の多い和食を鮮やかに見せるので食卓に欠かせない存在。
一方ちょっと新鮮でオススメなのがペペロンチーノやカプレーゼなどのイタリアンとの組み合わせ。
和食器の懐の広さをみることが出来ます。

「耐熱グラス 」

冷たい飲み物の他あたたかい飲み物もOKの耐熱グラス、紅茶やジャスミンティなど幅広く使えます。
特にオススメなのがデュラレックス ピカルディと、ボルミオリロッコ ボデガ ミニ。
定番すぎるカタチのピカルディとシンプルで浅い円柱状のボデガ ミニは
飲み物以外にアイスやゼリーなどのデザートを入れたり、
オリーブやピクルスなどのおつまみを入れるのにも重宝。
オールラウンドで活躍します。

「木のもの 」

木の食器やカトラリーは、食卓を優しい印象にする名脇役。
ガラスや陶磁器など異素材との相性も抜群です。
小ぶりのトレーはプレート変わりに、カッティングボードはパンやチーズをのせそのまま卓上でサーブ…がオススメ。
テーブルウェアでなくても木肌の美しい板なら、トレーやプレートに早変わり。
自分だけのオリジナルテーブルコーディネイトが楽しめます。

「KONO名門ドリッパーと月兎印ホーローポット 」

コーヒー好きから圧倒的支持を得ているKONO名門ドリッパー。
1つ穴で円錐形のカタチは美味しい珈琲を飲むためにと
改良に改良を重ねた珈琲サイフォン社の最高傑作です。
細部に凝らされた工夫で一般的なものよりコーヒーの旨み成分を十分引き出すことができ、
またお湯を注ぐ速度で自分好みの濃さに調整ができます。
あわせてオススメしたいのが野田琺瑯 月兎印のスリムポット。
山田耕民デザインで使い勝手と美しさを兼ね揃えた上、
湯切れが良く、コーヒーのハンドドリップにも最適なカタチです。

「台所・食卓の道具」を扱うお店について

今回たくさんの雑貨を購入するにあたり、
「台所・食卓の道具」を扱うたくさんの素敵なお店を訪れました。
プライベートで日頃からよくおじゃましていたお店や、
一度訪れてみたかった憧れのお店、普段使いが嬉しい業務用問屋街・・。
どのお店もそれぞれに一本筋の通った、見ているだけで楽しい品揃えです。
長く使える丁寧なもの選びをするなら、
実際に足を運んで、手に触れて、大きさや手触りを確かめて、
お店の方にその道具の背景やメンテナンスの仕方も伺って・・
そんな風に1つ1つ確かめて、大切に持ち帰りたいものです。

ここでは「こんなものが欲しい時はこのお店」といった風に、
その時々のTPOに合わせて色々なお店を使い分けられるよう、
いくつかのオススメのお店をご紹介します。

■jokogumo(よこぐも)

日々の生活に必要な、ささやかであるけれど美しく、健康、そして役目を終えたときには自然へと還るものをとりそろえています。特に、力強く美しい東北の手仕事品―かごや木製品の品揃えが豊富、他でみるよりどこか美しい佇まいの品物に出会えます。

162-0816東京都新宿区白銀町1-6 1階
03-5228-3997
http://jokogumo.jp
営業時間 12:00~18:30  定休日 日・月・火

■KOHORO(こほろ)

器や生活のもののお店。日本の、各地の手仕事を中心に、永く使うほどに味わい深くなるものを取り扱っています。定期的に行われる作家ものの個展(陶器やガラス、木製品)も充実、行く度に欲しいものに出会えるお店です。

158-0094東京都世田谷区玉川3-12-11 1階
03ー5717ー9401
http://www.kohoro.jp
営業時間 11:00~19:00  定休日 なし

■魯山(ろざん)

「うちは骨董店ではなく食器屋です」というオーナー、大嶌さん。江戸や明治の古い伊万里のお茶碗、昭和の初めの頃のプレーンな白磁の皿とともに、現代の器が並べられ、大嶌さん独特の眼で選ばれた古い簞笥や木の民具、アレンジを施された鉄のオブジェたちが分け隔てなく置かれています。ここでしか出会えない一品に出会えるお店。

167-0042東京都杉並区西荻北3-45-8 1階
03-3399-5036
http://ro-zan.com/

■谷中松野屋

大量生産品ではない、美術工芸品でもない、町工場や農村の職人が作る素朴な日用品を求めやすい値段で揃えています。きどらない荒物雑貨店といった親しみやすい雰囲気のお店、特にかごやざるの品数が豊富です。

116-0013荒川区西日暮里3-14-14
03-3823-7441
営業時間 11:00~19:00  定休日 火

■吉祥寺PukuPuku中道通り店

古伊万里や有田の食器を、他にないリーズナブルな価格で豊富に取り揃えているお店です。江戸幕末から明治・大正時代の食器の他、漆器やガラス器も豊富です。 日々の食卓に趣ある和食器を取り入れたいときにオススメのお店です。

180-0004武蔵野市吉祥寺本町2-26-2 1階
0422-27-1636
http://pukupukukichi.blogspot.jp/ (ブログ)
営業時間 11:30~19:30  定休日 なし

■D&DEPARTMENT PROJECT

ロングライフデザインをコンセプトにしたセレクトショップ。店内を見渡すと、一度は見たことのある商品、昔から知っていたデザインに溢れ、自分が今まで見知っていたものたちの新たな価値に気づかされる楽しさがあります。手仕事のものと工業製品とを分け隔てなく、あくまでロングライフかどうかという目線でセレクトしているバランスのよさも魅力です。

158-0083世田谷区奥沢8-3-2
03-5752-0120
http://www.d-department.com/jp/
営業時間 12:00~20:00 定休日 水

■かっぱ橋道具街

飲食店を始めたい人はここに来れば必要なもの全てが揃う・・と言われるほど品揃え豊富な商店街。もちろん一般の方のお買い物もOK、食器や料理道具が他にない安価で購入できます。特に業務用食器のように、デザインに普遍性があり日常で気兼ねなく使えるものをそろえるのにオススメです。

東京都台東区松が谷~西浅草 周辺
03-3844-1225(東京合羽橋商店街振興組合)
http://www.kappabashi.or.jp/
営業時間  店舗ごとに確認

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