戸建てリノベーションに欠かせない基本的な知識を解説。
構造の種類やその特徴から、永く安心して住み続けるために利用したい制度など、戸建てリノベーションをはじめる前に知っておきたい情報です。

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2011.07.04

一戸建ての工法

一戸建て住宅を買おうと考えている人は、たくさんの物件を検討していると思います。
予算、面積、築年数、周辺環境・・・。チェックポイントはいくつかありますが、忘れてはならないのが、
リノベーションのし易さも大きく作用する工法です。
価格や間取り、内装などにまず目がいき、肝心な工法は見えなくなりがちですが、ぜひ確認しましょう。

住まいの工法は、近年、ハウスメーカー各社がさまざまな研究開発に取り組み、それぞれ特徴を打ち出しています。
しかし、まったく新しい工法というわけではなく、その系統は大きく3つに分けられます。
主流は日本古来の工法のため在来工法ともよばれる木造軸組工法、ほかに2×4(ツーバイフォー)工法やプレハブ工法があります。
木造軸組工法と2×4工法は木造で、免許を持った設計事務所であれば構造計算が可能な「汎用工法」です。
プレハブは木質系、鉄骨系、コンクリート系工法に分かれ、ハウスメーカー等が独自に開発した「個別認定工法」になります。
独自の構造ルールで建てられているため、他の業者では構造まで改変する間取り変更には対応できないことが往々にしてあるので注意が必要です。

その点、木造軸組工法と2×4工法はどこが建てたものであっても、何年経っていても、
耐震性や耐久性に関わる不具合などは、ほとんどの場合設計事務所で構造検証した上で、町の工務店などで対応することができます。
また、内部空間の間仕切りや窓の大きさなど、ある程度自由がきくことも、将来のライフスタイルの変化に対応できるメリットとなります。
一方、プレハブ工法は、工場生産の規格部材を使用するため品質が安定しており、木造軸組工法と比べて大きな空間をつくりやすいという魅力があります。

それぞれにメリット・デメリットがありますから、一戸建てを新築したり、中古住宅を購入し改修する際には、
「どこにこだわるか」自分の希望や条件をいま一度整理してみることが欠かせません。

中古住宅に関しては、既存状態での安全性の確保のしやすさもチェックすべきポイントです。
木造軸組工法は構造を検証した上で必要な改修を施すことで、耐震基準適合証明取得(ローン控除利用可)、フラット35、既存住宅売買瑕疵保険、既存住宅に係る住宅性能表示制度の利用が可能になります。
さらに長期修繕計画の目安の提供や、住宅履歴情報の蓄積を行うことで、リノベーション住宅推進協議会による優良リノベーション住宅の指標となるR5住宅の認定を取得できます。

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