基礎知識

一戸建てを支える部材たち_その2

一戸建てを支える部材たち_その2

屋根や上階の荷重を支え、柱へ伝えるために横方向に渡す部材。部位により小屋梁、胴差、桁などと呼ばれる。

柱、壁などの上部にある外壁側、屋根組の下にある横架材。
軒先の小屋組を支える部材のこと。

根太

床板を支え、大引に伝えるための部材。一般的には45mm×60mmで303mmピッチで組み水平をとる。1階床組の根太には防蟻処理が必須。

ラス板

モルタル塗り外壁の左官下地になるための板材。 通常は15mm×90mmの杉板材を1cm程度透かせて貼る。

胴差

上階と下階の境界に用いる太い水平部材。下階の柱頭をつなぎ、上階の床梁を支える。

床下地

根太と床仕上材の間に入れる合板などの下地材のこと。建物の水平方向の剛性を高める材料。

かすがい

床束と大引、小屋束と小屋梁・母屋、柱と横架材などの緊結に用いるコの字形の接合金物のこと。

火打ち

床組や小屋組の変形を防止するために設ける斜めの部材のこと。

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