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2012.09.15

▼野毛の家

建物検査結果速報

第三者機関の建物検査をした野毛のいえ。 
早速結果の速報が出ました。

予てから気にしていたのが、建物の遵法性と耐震性。 
検査結果は、構造的に壁量が不足しており補強が必要という結果でした。

この建物の魅力のひとつが、中二階のリビングの南西角に切り欠きのように開いた大きな出窓です。

南西なので四季を問わずバツグンの採光を得られるのはもちろんのこと、 
斜向かいのお宅の植栽の紅葉が借景のように眺めることができるなど 
この出窓は建物のチャームポイントのひとつなのです。

一方でやはり、ここまで大きい開口があると同量の耐力壁で強度を確保しなければなりませんが、 
残念ながら現状では不足しているため補強が必要な状態です。

【検査結果資料】

検査の結果、現状では強度不足であるという厳しい判定でした。 
不足箇所については補強の必要がありますが、一方で耐力壁の追加などで十分に解消できる内容です。

以前にも触れましたが、一般的に戸建はマンションなどの大規模な建物と違い、 
現場の大工さんの判断で軽微な形状変更などが行われることが往々にしてあるようです。 
さらに中古の場合は検査済証がない物件や、増改築されて履歴が残っていない物件も市場
に多く流通しています。 

ですから戸建をリノベーションする際には、こうした第三者による検査をすることをおすすめします。 
大切なのは適切な検査を受けて、適切な改修を行うこと。 
木造戸建の場合は改修の自由度が高く、構造的にも補強工事の手を加えやすいのが特徴です。

ポイントさえ押さえれば、中古戸建てを買ってリノベすることはそこまで難しいことではないと思っていますし、何より空間づかいの面白さ、住まいとしての幅の拡がりは、戸建てならではの可能性を秘めていると思っています。 
野毛のいえも改修の際には、出窓の解放感を残したまま強度を確保していきたいと考えています。 

戸建って奥が深いんですね。

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