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2017.11.20

【report】宮内優里 LIVE “at home” ~家と音楽について~

[ report ] 宮内優里 LIVE “at home”
~家と音楽について~

「何やってるんだろう?」
道行く人々は皆、家の中が気になっているようです。

こんにちは、戸建事業部新人のウエノです。
寒さも厳しくなり、帰りを急ぎたくなる季節になりました。
今回は11/18(土)に井の頭公園の家で開催した、
宮内優里 LIVE “at home”の様子をお伝えします。

築39年の木造住宅をリノベーションした「井の頭公園の家」で音楽家、宮内優里さんのライブを行いました。

△大きなスピーカーが入るだけで空気が一変します。

住宅でライブ。

あまり、というかほとんど聞いたことのないセットですね。
すこし、家と音楽の関係を考えてみます。

私も家の中でよく音楽を聴きます。
CDプレーヤーかスマートフォンで。
それも隣に住む人の迷惑にならないような音量で。

いろいろな音楽の楽しみ方がありますが、
家と音楽(音)の関係性を考えると、
その音が家の中にとどまり、周りに迷惑をかけないことを第一に考えてしまいがちです。
同じように、外からの音をシャットアウトすることにも敏感になります。
いわゆる遮音性や防音性と呼ばれるものですね。
もちろんそれらは重要なことです。

△改修時にサッシを更新するなどで遮音性を高めることもできます。

しかし、
家の中から生み出される音が街に流れていくことや
街が生み出す音が家の中に入ってくること。
これらを楽しむことも快適な生活を送る一つの考え方であると思います。

△家の中で雨音を聞き落ち着く日もありますね。

今回のライブはまさに、音楽を介して
家と街が溶け混ざる瞬間が生み出されていました。

宮内さんは、その場で生み出された音をいくつも重ねて録音し
即興でリズムを作っていきます。
その上にギターやキーボードでメロディーを重ねていきます。
この日は家の中にあった、モクタンカンという家具を棒や刷毛などで叩き
音をサンプリングしていきました。

◼︎モクタンカン
http://moktankan.com

 

△古い建具で仕切られた空間はまさにステージとなっています

その場で生まれた音が積み重なり音楽となり、
お客さんはその音楽を聴きながらウトウトと眠ってしまったりしています。
これも、「家」という空間が生み出す空気感なのでしょうか?

△靴を脱いで聴くライブというのもいつもと違うところですね。

「家」の中で生み出された音は、街の中にふんわりと漏れ出していきます。
それはもしかすると、何事もなかったかのように通り過ぎてしまうほど自然で優しい音楽でした。
近くの高校のサッカー部の声や宅配のバイクの音と同じ、街の音です。

それでもいつもと違う雰囲気に気づいた人々は、
ライブの行われている、その家が気になるようです。
ただ決してそこで立ち止まることはなく、こちらを見ながら通り過ぎていきます。
いつもと違うけれども自然な街の音として受け入れてくれたのだと思います。

音を遮り、防ぐことだけでなく、街の中にどのように溶け込ませるのか、
また街の音をどのように取り入れるのか。
暮らしの中でたまには考えていきたいですね。

 

■宮内優里さんの公式HPはコチラ
■ライブ会場となった「井の頭公園の家」の情報はコチラ
■HOWS Renovation インスタグラムでは11/20~11/26まで「音楽」をテーマに竣工写真・現場写真、またライブの写真などを公開中。こちらから

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