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2017.12.18

モクタンカンって何だ? リビタの「顔」作り奮闘中! vol.1

戸建事業部のウエノです。
今回はHOWS Renovationの枠をはみだして
リビタのとあるプロジェクトについてお話します。

“リビングプロジェクト”
リビタは現在、働き方を考え続けるオフィス改修をしています。
住まいと同じく、与えられた完成品で働くのではなく、働く場所も自分たちで作り続けていこうとしています。

※リビングプロジェクトとは
「Live+ing REBITA+ing」→”リビング”プロジェクト
お客様もパートナーも社員もみんなが気持ちよく集まるリビタのリビング。
仕事暮らしを楽しみながらみんなが繋がれる場所。
つながりから新しい価値が生まれる。
リビタはこれからも変わり続ける。
という意味が込められています。

まずは2018年3月の竣工に向けて計画中です。

そんな中、オフィスのエントランス部分、
つまりリビタの「顔」となる部分は、
社員が自ら考えてデザインしていきます。

そんなエントランスデザインで現在決まっているのは、
「モクタンカン」というプロダクトを使うこと。
「なんだそれ?」
まずは、こちらの写真をご覧ください。

明日、街で探してみてください。きっと見つかります。
これは、工事現場などで足場を組む時に使われるものです。
金属の棒の部分は「単管」と呼ばれ、これらを接合する器具は「クランプ」と呼ばれます。
これらは、仮設物を効率的に作り出すための道具です。
つまり、モクタンカンとは単管の金属の部分を
「モク(木)」に置き換えたプロダクトです。

△タンカンの径(太さ)は金属と同じ48.6φ(パイ)

これを作り出したひとりがHOWS Renovationの設計パートナーである
アラキ+ササキアーキテクツの荒木さんです。

△アラキ+ササキアーキテクツ設計担当の「井の頭公園の家」

 
モクタンカンは、素材であり資材。
木の丸棒をクランプで接合するだけの簡単なシステム。
使い方、つまり棒の長さや接合の角度の組み合わせ次第で、家具にも櫓にもテントにも応用できます。
今回のエントランスデザインはこちらの「モクタンカン」を使って考えていきます!

※モクタンカンの詳細はコチラ
http://moktankan.com
モクタンカンは簡単にカスタマイズができ、
その使い方に慣れてくると思いもよらない使い方を発見できるかも。

ということで、先日オフィスで、
モクタンカンを使ってテーブルをつくってみました。
仕事終わりの社員が集まり、
まずはモクタンカンの誕生秘話を荒木さんからレクチャー。

△モクタンカンのキッカケは荒木さんが設計したとあるマンションリノベのアイデア。

モクタンカンは岡山県の西粟倉村のヒノキが使われています。
西粟倉は50年100年先の将来を見据えて林業に力を入れている地域です。
モクタンカン以外にも木材を使った様々なアイデアで注目されています。
HOWS Renovationも昨年、西粟倉村を訪れ林業の現場に触れてきました。
当時のレポートがありますのでぜひご覧ください。

vol.1 美しい森
vol.2 森から家へ。木材が、私たちの手元に届くまで
vol.3 移住し、チャレンジする人々。西粟倉で感じた「暮らし」のヒントとは

今回のオフィス作りには、他にもリビタの設計パートナーに協力していただいています。
元リビタでTHE SHAREHATCHi金沢など様々な物件で
デザイン設計をしているtonoの小野さん。
HATCHi金沢のエントランスにある屋台や、
先月竣工したばかりの「赤堤の家」の設計をしたPOINTの長岡さん。


お三人のこれまでのお仕事や、ものを作るときの考え方などのお話をしていただきました。
その後、実際にモクタンカンに触れテーブルをつくっていきます。

今回用意されたのは、
・3種類のサイズに切られたモクタンカン
・3色のクランプ
・24mmの構造用合板(テーブルの天板)

これらを使ってテーブルを作っていきます。
まずは、アラキ+ササキアーキテクツのスタッフの方より作り方のレクチャー。
簡単そうに見えるモクタンカンも、
設計者ならではの細かいディティールのこだわりがあり、
仕上がりのバランスが良くなるコツを教えてもらいました。



実際にやってみると結構むずかしい。
少しのズレで水平が崩れ、傾いたテーブルになってしまいます。
2人以上で協力して固定していかないとなかなか思い通りにいきません。

しかし、慣れてくれば速いのもモクタンカンのいいところ。
どんどん社員同士のチームワークが良くなりテンポ良く組み上がっていきます。
最後の微調整も終わり、3脚のテーブルが完成!


早くできてしまったチームはイス作りにも挑戦。
斜めに組むことがいっきに発想が広がりますね。


実際に作ってみた社員の感想は、
「仕組みが簡単なので慣れるといろんなことに応用できそう。」
「金属ではなく木なので触っていてもストレスなく、むしろ気持ちいい。ヒノキの香りもたまならいです。」
「最初は家具にしては径(太さ)が太すぎるのではと思っていたが実際に触っているとそうでもないように思えてきた。」

など、実際に触って作ってみないとわからないことばかり。
まずは、モクタンカンの性格を知ることができ、
エントランスデザインへ第一歩を踏み出しました。

次回は、我々のオフィスのある恵比寿から渋谷までの街を歩いて、
デザインのヒントとなる「仮設物」を見つけるワークショップの様子をお届けします。

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◼︎リビングプロジェクト(オフィス移転について)
◼︎アラキ+ササキアーキテクツ
 □HOWS Renovation の担当物件
 ・荏田北の家Ⅱ  
 ・田奈の家 
 ・井の頭公園の家  など
 □モクタンカン 
◼︎tono
 □リビタの担当物件
 ・THE SHARE (リビタのシェアハウス) 
 ・HATCHi金沢/THE SHARE HOTELS(リビタのホテル)  など
◼︎POINT
 □HOWS Renovation の担当物件
 ・赤堤の家 

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