レポート

築46年の木造戸建てをリノベーションした、百合ヶ丘の家が竣工しました。

築46年の木造戸建てをリノベーションした、百合ヶ丘の家が竣工しました。

こんにちは。戸建てリノサポ担当のスズメです。

かねてから工事が進んでいました、築46年の戸建てを買ってリノベーションしたお宅が竣工し、8/30(土)にリビタのClub Renovation会員の方々に向けて見学会を行いました。ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。

床に置いたプロジェクターから映像を投影。天井からプロジェクターを吊ったり、楽しみが拡がりそうなリビング。

 

構造用合板をつかった組立式のテーブル。図面や模型を展示しました。

今回見学会を行った「百合ヶ丘の家」のAFTER写真をUP!

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「百合ヶ丘の家」は、土地の広さが、一般的な建売戸建て(100㎡(30坪)程度)の、約2倍ある180㎡(55坪)。建物は90㎡(27坪)の木造2階建てで、リノベーションに最も適している在来工法という汎用工法でつくられています。

在来工法:柱と梁と呼ばれる天井の横架材で支えられる工法

ゆるやかに傾斜する住宅地に佇み、明るい光と眺望に恵まれていることや、敷地内の成熟した緑と暮らしの楽しみが拡がる屋外の余白が魅力の物件です。

BEFORE_外観。傾斜地・角地であるため、光や風に恵まれている。

 

AFTER_お庭。成熟した緑は、中古の戸建てならではの魅力。

そしてリノベーション後のお宅がこちら!玄関扉の位置も少し変更し、扉はオーダーメイドで造作。

壁はあえて構造用合板といわれるどこにでもビスがきく下地材で仕上げ、自分でペンキ塗装したり、棚をつけれたりできる余白を残しています。

大容量の収納や階段下の空間を利用したウォークインクローゼット

既存の天井材を剥がし、戸建てならではの縦の開放感が得られるリビングダイニングキッチン。もともとは、1Fが居間・キッチンでしたが、リノベーションで2Fへ移動しています。

そして私の一番のおすすめはキッチンから見える景色とその景色にそびえる五重塔。料理をしながらのこの景色はなかなか手に入れられません。

ここでみなさんに質問です。

戸建てリノベーションとマンションリノベーションで出来ることの違いって何だと思いますか?最も大きな違いは、戸建ての場合は構造にも手を加えることができるということです。

つまり、どんなに建物が古くても、しっかりと検査をし、補修や補強を行えば、安心して永く住むことができる建物に甦らせることができるのです。

実は、この物件も構造体や外壁材が腐っていたり、耐震補強が必要な物件でした。見学会では、腐食した木部を入れ替えたり、補強した部分の写真に加え、耐震補強計画の図面も準備し、その大切さをお伝えさせていただきました。

BEFORE_外壁を中心とした木部の腐食部分

 

 

 

工事中_耐震改修工事(金物補強) 

また、このお宅ならではの大きな特徴は、タイトルの「自ら手を入れる暮らし」をコンセプトに、床・壁・天井のセルフペイントを、住まい手自ら実施されたことです。

天井のセルフペイント

セルフペイントを中心としたDIYは多少コストダウンにもつながるのですが、家族で試行錯誤しながら手を動かすことが想い出になったり、今後お住まいいただく過程の中で、補修が必要になった際に自分たちで、どう直せばいいのか考え、手を動かせたりと、愛着を持って住み続けることができるのが一番の魅力だと思っています。

これからまだまだ手を加えられるそうで、どのように変化し、家具やインテリアで彩られていくかとても楽しみです!

この度、百合ヶ丘の家を皮切りに、中古戸建てを買ってリノベーションサービス「戸建てリノサポ」がいよいよ本格始動します!

戸建てリノサポは「中古の戸建てを買ってリノベーションしたいな」という方に
向けて、専属コンサルタントが物件探しからリノベーション設計、工事、お引渡しまでをワンストップでサポートするサービスです。

また、このサービスは設計、工事に入る前に、事前に建物検査、耐震診断、耐震補強の立案を行うようにしており、安心して中古戸建てをリノベーションを進めていくための土台が整っていることが大きな特徴となっています。

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まだ初期のご検討という方から、実際に物件をご所有でそれを活用したいという方まで、
随時個別相談会を行っておりますので、お気軽にご相談にいらしてくださいませ。

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