-report-くらしの音色 -緑ひろがる家でアコースティックライブ-
先日「広がる屋根」で行われた音楽ライブ『くらしの音色 -緑ひろがる家でアコースティックライブ-』、開催レポートが公開されました。
本イベントはカルチャーメディアサイトの「CINRA.net」との共同開催。レポート全文はCINRA.netに掲載しています。こちらでは抜粋版をどうぞ。ぜひ会場の空気をイメージしながら読んでみてください。
会期:2019年11月某日
出演:Nozomi Nobody, 木原健児, ケンネル青木
☞☞☞ 【全文はこちらから!】
▼CINRA.net 記事より抜粋
外の世界へ発つ場所であり、帰ってくる場所でもある家。気がつけば当たり前のように過ごしている家での時間を、あなたはどのように過ごしているだろう? 仕事を終えて帰宅後、明日に備えて1日の疲れを癒やす束の間の時間。その空間はあなたにとって心地よい場所であるはずだ。
例えるなら、家は自分らしい暮らしを自由に描けるキャンバスだ。余白のある空間が自宅にあれば、もしかしたら休日にミュージシャンを招いてライブイベントを開催することもできるかもしれない。
そんな理想の暮らしの例を実際に体験してみることで、「自分らしい暮らし」を想像するきっかけを育むイベント『くらしの音色 緑ひろがる家でアコースティックライブ』が開かれた。
(中略)
響き始めたのは、スティールパンとギターの音。「ここには昔住んでいた家族がいて、夏には冷たい麦茶、冬にはあったかいスープを飲んだりしていたのかな、なんて想像していました。そういうささやかな時間が大事だと思って」という木原の言葉から、木原健児withケンネル青木のライブがスタートした。
(中略)
ありふれた日々、家に帰ることのあたたかさを歌う“茶の間”、雨の日に家で過ごすゆったりとした時間を描いた“雨音”などが披露された。その日、朝から降り続いていた雨のように粒立って光るスティールパンの丸い音と、優しい歌声が「広がる屋根」に染み入っていく。
(中略)
木造の家によく響く、自然美の宿る力強い歌声が室内に広がる。ループステーションを使ったNozomiならではの重層的なハーモニーが心地よい。
(中略)
ケンネル青木:僕たちもリラックスできたけど、お客さんが目の前でソファに座ってリラックスしてくれているのが新鮮でした。なによりこの家、気持ちがよくて、率直に住みたいなと(笑)。
木原:ね、住みたい。昔の家の柱が残っているので、昔の家の姿やここに住んでいた人の暮らし、歴史を想像できる。そういう感覚を感じられるところがいいなと思いました。
(中略)
今年は4か月間ほど、奄美群島の加計呂麻島で暮らしていたというNozomi Nobodyはこう話してくれた。
Nozomi:加計呂麻に行ったら、暮らしが変わったというよりは、本来の自分の暮らしに戻った感じがしたんです。自分にとっていらなかったものが取れて、シンプルになりました。
今、帰ってきたばかりで都内で新しい家を探しているんですが、都内でも穏やかなところに住むのがいいかなって。自分にあった、いいバランスの生活が見つけられたらと思っています。
……
▼▼全文を読む▼▼
https://www.cinra.net/report/202001-rebita_myhrt
//////
家は住むにとどまらず、大きな器として多様な過ごし方・使い方をすることができます。今回は一例として、音楽のイベントを開催してみました。大らかな使い方のできるハコは、家族や友人たちと、そしてご近所さんを巻き込んだりもしながら、日常も、非日常をも受け止めます。
自分たちらしい暮らしとはどんなものだろう。楽しみをここでどう描けるかなとイメージし、実践しながら豊かに暮らすことができたら。少しのアイディアと行動で、見えてくるものは大きく変わってくるかもしれません。これからの日々を描くきっかけになれば幸いです。
これからも戸建てリノベの楽しさとそこから膨らむこれからの暮らし方を提案してまいります。どうぞ引き続きご注目ください。
レポート本文・写真(CINRA)
text: 飯嶋藍子
撮影:西あかり
編集:宮原朋之(CINRA.NET編集部)
text:立花千代子(HOWS Renovation / ReBITA)
屋根がひろげるたくさんの居場所
広がる屋根|たまプラーザ
林試の森公園の緑を臨み、“よしず”の森に籠る住まい
下目黒の家
時の移ろいを『彩』で感じる住まい