仮設物を探しに。 リビタの「顔」作り奮闘中! vol.2
仮設物を探しに。 リビタの「顔」作り奮闘中! vol.2
戸建事業部のウエノです。
前回に引き続き、モクタンカンを使ったエントランス作りについてお届けします。
◼︎モクタンカンって何だ? リビタの「顔」作り奮闘中! vol.1
今回は、街に飛び出して
「街の仮設物を見つける」ワークショップを行いました!
モクタンカンは仮設物を作る「単管」がヒントになっています。
街には様々な仮設物があふれています。
それらの使われ方をリサーチし、
そのいいところをデザインに落とし込もうというワークショップです。
前回同様、荒木さん、小野さん、長岡さんの3人とリビタ社員で、
リビタのオフィスのある恵比寿から渋谷まで歩きながら、面白い仮設物を探していきます。
最初に長岡さんからポイントをレクチャー。
仮設物を探すときに4つのキーワードを用意。
①パラサイト(仮設物が建物に寄生している。)
②カスタマイズ(作り手が工夫している。)
③ミステリー(なんだか良くわからないもの。)
④チャーミング(なんだか魅力的なもの。)
①と②は客観的にそのものを分析し、
③と④は主観的に感じたものを見つけていくというもの。
見つけた仮設物はその場でFacebookで共有しながらゴールの渋谷を目指しました。
面白いものを見つけ出すために街の隅々まで観察しながら歩き進めると、
普段の生活では気付かないことばかり。
例えば、街路樹を支える杭の接合部。
針金が水引みたいにキレイに6本線で結ばれています。
植木職人さんのこだわりや愛が見受けられます。
他にも仮設のビニールテントのあるたこ焼き屋さんを発見。
まるで「かまくら」のような居心地の良さ。
たくさんで入ると何だか仲良しになれそうな空間。
すかさず、大きさを測定。
他にも
普段気にも留めないものも、誰かが何かのために作ったんだなと、
推理しながら歩いてみると、普段20分ぐらいの道のりが1時間半にもなりました。
最後はそれぞれ発見したものを見せ合って、
見つけたモノの共通点やその特徴をまとめていきました。
「飲食店は人に入ってもらおうと必死になるので、その思いが強くなりすぎた看板とかが見られるね。」
「ファサード部分に明るい色のものを並べたりすると単純に明るく楽しげな雰囲気になるよ。」
みんなが見つけてきたものの共通点をまとめてみると
・仮設的なモノの面白さ
・年月を経たモノの面白さ
この2つが浮かび上がってきました。
今回山のように見つけた街の面白い仮設物。
次は、これらを解釈し直して、
どのようにエントランスにふさわしいデザインに落とし込んでいくか。
次の段階がデザインでも一番難しいところになってきそうです。
自分たちのオフィス作り。
リビタ社員は日々、奮闘中です。
2018年3月の竣工を楽しみお待ちください。
t_ueno
◼︎リビングプロジェクト(オフィス移転について)
◼︎アラキ+ササキアーキテクツ
□HOWS Renovation の担当物件
・荏田北の家Ⅱ
・田奈の家
・井の頭公園の家 など
□モクタンカン
◼︎tono
□リビタの担当物件
・THE SHARE (リビタのシェアハウス)
・HATCHi金沢/THE SHARE HOTELS(リビタのホテル) など
◼︎POINT
□HOWS Renovation の担当物件
・赤堤の家