事例(販売済)

屋根がひろげるたくさんの居場所

広がる屋根|たまプラーザ

所在地: 神奈川県横浜市青葉区新石川4丁目
交通: 東急田園都市線「たまプラーザ」駅徒歩13分、「鷺沼」駅徒歩14分

※本物件はおかげさまで販売終了いたしました。

写真PHOTO

コンセプトCONCEPT

広がる屋根

屋根を引き延ばして生まれたのは、
芝生が柔らかく、空が広く、良く晴れた日には富士山をも望む小高い場所。

晴れた日に寝そべったり、ペットと転がって遊んだり、
食事をしても、読書をしながらゆっくりコーヒーを飲んでもいい。
アウトドアで楽しんでいたことが、ここで十分かなってしまう。

 

自由に使える楽しさだけでなく、この大きな屋根は
立地環境を読み解き、暮らしの快適さをもたらす計画にも基づいています。

断熱・耐震性能を向上した、次世代へ住み継いでいける住まい。
新築・中古という枠組みを超えた、「これからの住まい」の提案です。

YKK AP + リビタによる戸建て住宅 性能向上リノベーション実証プロジェクト

「広がる屋根」は、窓サッシを中心に住宅建材を幅広く提供するYKK AP株式会社との協働プロジェクトです。

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YKK AP商品を活用したリノベーションによる性能向上改修に取り組み、築37年の木造住宅を断熱・耐震性能向上をした住まいへ改修。ノウハウの蓄積や提供を行うとともに、エネルギー収支や光熱費の定点観測も行い、性能向上の実証を行っていきます。2社の協働プロジェクトは「世田谷の家」に続く2棟目。前プロジェクトで得た知見を活かし、今回はさらに立地環境を取り込んだ計画による自然エネルギーとの共生を図る暮らし方を提案します。

 

断熱性能向上に加え、日照・通風シュミレーションによる自然エネルギー活用を計画

「窓」は住宅における熱流出入が最も多いポイント。本件の特徴でもある大きな開口部を、断熱性能の高い窓サッシに交換することにより、断熱性と開放的な空間とを両立しています。
ほか、床・壁・天井(屋根)への断熱材充填等の実施により、断熱性能はリノベーション改修前の3倍以上(*注1)、HEAT20 G1相当(*注2)に向上しました。

断熱性能向上をした住まいは、建物全体の熱の温度差、また一日を通しての温度差が小さく、いつも・どこでも快適な状態へと近づきます。
暑い・寒いといった差が小さくなることで、快適に過ごせる範囲と時間が増え、健康リスクも小さく。長く快適に住み継ぐことのできる、環境にも優しい住まいです。

 

*注1: UA値:改修前1.81W/m2・K ⇒ 改修後0.51 W/m2・K
  ※UA値とは、住宅の断熱性能を表す数値で、数値が低いほど性能が高いことを示します。

 

*注2: HEAT20 G1とは、「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会(HEAT20)」が、室内温熱環境はどうあるべきかを考えG1グレード・G2グレードという2つの断熱基準を提案しているもの。G1グレードは現行の省エネ基準よりも性能が高く、かつコストパフォーマンスのよいバランスとして設定されています。

 

 

【参考】断熱性向上のシミュレーション結果

<UA値と冬季の室温シミュレーション>

※温熱環境シミュレーションプログラム(AE-Sim/Heat)によるシミュレーション結果

 

 

立地環境を解析し、日照・通風をシミュレーション。夏期は通風、冬期は日射を取り込み、自然エネルギー活用による快適性・冷暖房効率向上を図りました。大きく・広く取った窓開口部と、西側に伸びた屋根による強い日射を遮る効果により、快適性と開放感のある住まいが両立しました。

 

<通風と日照の可視化>

※YKK APによるシミュレーション結果

可変性の高い開放的な間取りと耐震性能向上を両立

1階は窓開口部が多く、中には数本の柱しかない開放的な1フロア。間仕切りのない、リビング・ダイニング・キッチン、そして畳スペース。どこでどう寛いでもよい自由な空間です。暮らし方によって、将来は間仕切りを設けることもできる、住みながら編集していける空間です。

 

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そして開放的な空間でありながら、耐震性能向上も実現しました。開口部の耐震性を高めるYKK APの「FRAMEⅡ(フレームツー)」を採用。震度6強の地震でも倒壊しない、耐震等級3相当(上部構造評定Iw値:改修前0.47⇒改修後1.54)の強度を持っています。

 

<耐震シミュレーション比較>

※木造住宅倒壊ソフトウェア(wallstat)によるシミュレーション結果

パートナーPARTNER

設計: 納谷建築設計事務所 納谷学+納谷新

設計者コメント

郊外の住宅地、見晴らしの良い場所に位置するこの住宅は、景観は素晴らしいもののあまりにもあっけらかんと建っていました。西側に無防備に開かれた計画だったのです。
西陽がまともに当たる環境での暮らしは、決して快適ではなかったはずです。

そこでわれわれは既存の屋根を西側に引き伸ばすことを考えました。そうすることで西陽を遮ることができるようになります。またこの屋根は日差しを遮るだけではなく、その下での新しい生活を想像させます。雨の日も日差しの強い日も快適に暮らせることでしょう。
さらに屋根の上に芝生を植えることで、地域環境にも優しくなりますが、断熱材としても一役買っています。屋根の上でのワクワクする生活も予感させますよね。ご飯を食べても、お茶を飲んでも気持ちいい場所になりますし、テントを張ってもいいかもしれません。どんどん楽しんで下さい。
この大きな屋根は、暮らしの夢が広がる屋根なのです。

納谷 新 / 納谷建築設計事務所

 

1993年事務所設立。住宅を中心に数々の設計実績をもち、マンション・戸建てのリノベーションにいち早く取り組んできた建築家。兄の納谷学・弟の納谷新、それぞれの個性が光る。
URL: http://www.naya1993.com/

➢HOWS Renovationでの事例一覧はこちら

プランPLAN

◆土地:222.00㎡/建物:110.96㎡ + Loft:7.45㎡

地図MAP

<販売終了につき地図は非掲載としております>

Access
◆東急田園都市線「たまプラーザ」駅徒歩13分
◆東急田園都市線「鷺沼」駅徒歩14分

閑静な住宅街に立地し、ほど近くには樹木も豊かな高津公園があります。最寄りのたまプラーザ駅には大きな商業施設があり買い物も楽しめます。
小高い場所に立地しているため、2階からは気持ち良く視界が開け、晴れた日には富士山が見えるなど遠くまで見渡せます。

これからの住まいのあり方にふさわしい選択
~次世代へ住み継ぐべき社会的資産へ。資産性を高める仕組み~Assets

 

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■第三者機関の建物検査を実施(フルスケルトン検査)
優良な既存建物(ストック)を、第三者機関による検査を経て、修繕、再生しています。

 

■耐震基準適合証明書を発行、耐震診断により構造評点1.5以上を確保
建築士や指定性能評価機関などの第三者機関により発行される、建物が耐震基準を満たしていることを証明する書類です。また、建物が地震の揺れにより倒壊するかを見極めるために耐震診断を行い、建物が大地震(震度6強~7)でも「一応倒壊しない」基準に必要な構造評点1.0以上はもちろん、さらにその上の「倒壊しない」基準に必要な構造評点1.5以上(耐震等級3相当)を確保しています。

 

■認定長期優良住宅(増改築)に認定
長く良好な状態で暮らせる住まいの普及に向けて施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」を受けて、「耐震性」「可変性」「維持管理・更新の容易性」「省エネルギー対策」「良好な景観の形成」などの指標から「長期優良住宅」としての認定基準が策定されており、それらに適合していることを行政(横浜市)から認定されました。

 

■BELS★★★★★認定
BELS(ベルス)とは、”Building-Housing Energy-efficiency Labeling System”の略称で、「建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針」(国土交通省告示)に基づき、新築・既存の建築物において、第三者評価機関が省エネルギー性能を評価し認定する制度です。

 

HEAT20 G1相当の断熱性能
主要な開口部をペアガラス・高性能樹脂窓へ交換、外壁・屋根面等の断熱改修を実施。その上で、EU各国では取得が義務化されている「家の燃費性能」を表示する証明書(エネルギーパス)を発行し、エネルギー消費を見える化。

 

■既存住宅売買かし保険へ加入
検査と保証がセットになった保険制度に加入、それによって既存住宅の住宅ローン控除の利用が可能です。(控除額最大400万円・10年間 ※各種条件あり)

 

■地盤調査実施済、保証付
地盤要因による修復工事に対する保証です。(保証期間20年、保証金額2,000万円。)

 

■住宅履歴情報の蓄積、長期修繕計画の策定
(社)リノベーション協議会の基準にもとづき、検査・工事についての情報や長期修繕計画を住宅履歴として蓄積。

物件概要OUTLINE

物件名称
広がる屋根
所在地(住居表示)
神奈川県横浜市青葉区新石川4丁目
交通
東急田園都市線「たまプラーザ」駅徒歩13分、「鷺沼」駅徒歩14分
権利形態
土地:所有権、建物:所有権
構造・工法・規模
木造軸組在来工法・2階建
販売価格
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敷地面積
222.00㎡(登記簿)
建物面積
110.96㎡+Loft:7.45㎡
私道負担面積
接道・道路幅員
南西側幅員約6.5mの公道に約14.9m接道
主たる設備の概要
電気/東京電力、ガス/東京ガス、水道/横浜市水道局
地目
宅地
用途地域
第一種低層住居専用地域
建ぺい率・容積率
50%・80%
建築年月
昭和56年2月
リノベーション工事会社
(株)青木工務店
リノベーション工事竣工
平成30年12月
現況
成約済
引渡し
--
取引態様
売主
photo
吉田 誠、上野 智博(ReBITA)
更新日
2020/03/02
次回更新予定日
売主・広告主
株式会社リビタ
宅地建物取引業者免許 東京都知事(3)第84602
一級建築士事務所 東京都知事第51167
(社)東京都宅地建物取引業会会員
東京都目黒区三田一丁目12番23号
TEL 03-5656-0080

お問い合わせCONTACT

株式会社リビタ
担当:
営業時間
定休日
電話
0800-300-1296(フリーコール)
メール
fs@rebita.co.jp

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After

施工中

解体後

Before

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