現場便り -図面の伝達-川崎市の現場より
こんにちは。戸建事業部のウエノです。
今回は、川崎市の現場からのレポートです。
いよいよ3月末竣工の川崎市の現場。
現場は仕上げの作業に入っています。
今日は、ある日の現場定例でのお話。
この現場では、壁の塗装を複数の色で使い分けます。
塗装での仕上げは、石膏ボードや合板の下地に水性や油性のペンキを塗って仕上げます。
ただ単に設計者から現場にどこに何色を塗るという指示だけではなく、
どういった意図で、この色を使い、ここで色を切り変えるということを伝えます
そうすると、塗装屋さんからは
長年の経験から、意図通りに仕上がるかどうかなどの意見をいただけます。
下地が違うと色の乗り方も変わってきます。
こうしたキャッチボールを経て作ることで、
限りなく意図したものに近づくことができるのだと思います。
そういった意味では、家を作ることは
たくさんの人が集まり実験し続けていることと同じかもしれません。
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事例
家族の風景を切り取る窓のある家